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「東北大学復興シンポジウム〜震災の教訓を未来に紡ぐ〜」に総合地域医療研修センター 張替秀郎センター長と総合地域医療教育支援部 石井正部長が登壇

2015.03.17   ニュース

3月15日、国連防災会議パブリックフォーラムの一環として「東北大学復興シンポジウム〜震災の教訓を未来に紡ぐ〜」が開催され、当院より、東北大学総合地域医療研修センターの張替秀郎センター長(副病院長)と当院総合地域医療教育支援部の石井 正部長が登壇し、医療復興に対する取り組みを紹介しました。

午前の部のパネルディスカッション③「人と医療」では、張替センター長がパネリストとして参加しました。当センターが整備したシミュレータを用いて医療技術のトレーニングを行う「クリニカル・スキルスラボ」の利用者が延べ1万2千人にのぼることや、人事交流により被災地域の医師が東北大学で専門医を取得した事例、被災地医療体験実習を行い、参加した東北大学医学部生9名のうち7名が東北に留まっていること等を報告しました。意見交換では、地域医療に携わることが医療者のキャリアに不利にならない制度が必要であると課題を述べ、市民に向けて「東北大学はこれまで先進医療と地域医療の文武両道を達成してきた。これからも地域の医療を支える活動を通して、皆さまに安心を与えたい」と話しました。

午後の部では、石井部長が「未来の地域医療の舞台を作りつつ、未来を担う地域医療人材を育成」と題した講演を行いました。石井部長は、被災地の医療の現状や、東北大学が取り組む地域への医師支援等について説明した上で、恒常的に医師が定着するための仕組みづくりの必要性を強調しました。さらに、高齢化が進む地域には包括ケアを統括する「総合診療医」が欠かせないことにも言及し、地域の医療機関と連携して医師のキャリア形成をサポートしながら総合診療医を養成し、地域医療が抱える課題を解決して行く姿勢であると述べました。石井部長は、「東北大学は100年に渡り地域の医療を支えてきた。この伝統を引き継ぐ医療者を育成し、東北地区の医療を守りつづけたい」と語り、講演を締めくくりました。

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